「始めたばっかりで素材とか無いから、誰を優先して育てればいいか分かんない」「ファンタジーでよく出てくるミノタウロス!!」「ミノタウロスってアステリオスって名前なのか初めて知った」「オケアノスで好きになったから使いたいけど宝具が攻撃じゃない」「こいつを育てて活躍させられる??」そんなあなたに読んでいただきたい記事です。
ギリシア神話の登場する牛頭人身の怪物で、クレタ島ミノス王の妻パーシパエーの子。ただしミノス王の子ではなく、ミノス王がポセイドンとの約定を破った罰として、妻パーシパエーに呪いをかけた結果生まれた子供です。
「星」あるいはゼウスの別名「雷光を投げる者」を意味するアステリオスと名付けられましたが、元凶となった「ミノス王の牛」を意味するミノタウロスと呼ばれるようになります。
母は過酷な出産に耐え切れず死亡し、アステリオスを持て余したミノス王はダイダロスに命令し迷宮を作らせ、そこに彼を閉じ込めます。さらにミノタウロスの食料としてアテナイから9年ごとに少年少女を7人ずつ捧げるように命じます。
怪物として生まれたものは、英雄として生まれたものに討ち取られるのが宿業です。彼自身が悪ではなくても、所業が悪だった以上は。
それが押し付けられたものだったとしても。
生まれついて英雄であったテセウスに、怪物であることを求められた少年は討ち取られ、彼の英雄譚の一部になりました。
FGOにおいてはメインストーリー第1部第三章「封鎖終局四海オケアノス」にて登場。巨体と全身に刻まれた傷に牛を模した仮面を身に着けているものの、内面は純粋かつ聡明、のんびりとした大人しい寡黙な少年です。
己の自業自得で生まれたアステリオスに「怪物」の役割を押し付けた養父を恨まない優しさを持ち、オケアノスをプレイしたマスター達の涙腺にクリティカルを決めたバーサーカわいい「漢」の子。
彼を「アステリオス」という「ほんとうのなまえ」で呼び、「怪物」の役目を押し付けず、ただの少年として接してくれる「やさしいひとたち」に出会った彼は、ただの「にんげん」として戦うことができます。
パーティーで支え合うことで輝く宝具デバフサーヴァント。
序盤から入手可能な低レアバーサーカーでも攻撃寄りなので打たれ弱く落ちやすい性能をしていますが、真髄は宝具にこそあり。
「敵全体の攻撃力&防御力を6ターン低下」させ、さらに強化クエストクリアで「+攻撃力&防御力を1ターン大幅に減少」の効果が追加されます。
つまり相手のステータスを星1レベルまで引きずり下ろすことが可能。なんなら敵の宝具ダメージをゼロにすることもできるとんでも宝具です。
保有スキルも比較的安価で済むため最大レベルまで育成が可能な範囲であり、宝具レベルも上げやすいので、パーティー全体で介護しつつNPを貯めて宝具をうまく運用できればかなり「化ける」サーヴァントと言えます。
縛りプレイをするマスターにとっては切り札にもなりうる存在で、うまく戦術を組み込むことに成功すれば高難易度のボスすら無力化できる「迷宮」となることも可能。
さらに強化クエスト3をクリアすることで「自身に1ターン、スター集中&バスター性能アップ」を獲得。スター生産要員がいれば爆発力のある一撃を繰り出すことも可能になりました。
ただしクセのある宝具であり性能なので、ただ編成しただけでは腐りやすいので注意。耐久するか鉄砲玉として運用するか、きちんと方向性を決める必要があります。
欠点は低レア故のステータスの低さと耐久性のなさ、NP効率の悪さです。サポートによる介護ももちろんですが「聖杯転臨」をしてレベルそのものを底上げするのも非常に効果的。
レベル90で星3.5、レベル100で星4弱まで成長しますので、運用が格段に楽になります。
真髄にして真骨頂。持続ターンが非常に長い全体でバフで、味方のデバフと重ね掛けも狙えます。デバフ宝具の中でも最高峰の持続ターンが最大の魅力です。
攻撃力ダウンは宝具レベルに依存し、レベル1で10%~レベル5で20%と上げやすいのが低レアの強み。防御ダウンはオーバーチャージ100%で10%~500%で30%。
強化後の1ターンデバフは攻撃力と防御力ともに固定で40%でより強力になります。
アタッカ―を二名配置して、アステリオスの宝具→宝具→宝具とチェインを組めば、アステリオスが攻撃宝具を撃ったのと同等のダメージを与えつつ、さらに6ターンのデバフも残せます。
宝具チェインの後半に置けばオーバーチャージで防御ダウンが大きく入りますので、味方の攻撃力を上げることが可能。サポート宝具→アステリオス宝具でチェインを組んでも効果的。
攻撃力大ダウンが強力で、最大レベルまで育成したスキル2と組み合わせれば敵の宝具がほぼノーダメージまで減少し、その後の攻撃ダウンとスキル2の効果中は被ダメが半分以下まで減少するという、なかなかのぶっ壊れっぷり。
アステリオスは被ダメによるNP獲得量は多めなので、攻撃Hit数が多い敵が相手だと、ほぼ毎ターン宝具を撃って完封、というのも夢ではありません。
ただし「対魔力」などの弱体化耐性スキルを持っている相手や弱体化無効が天敵になるので注意が必要です。
・トップクラスのサポート宝具を所持している
・宝具を重ね掛けするほど耐久しやすい
・防御アップの倍率が高い
・被ダメによるNP獲得を狙える
・自己バフがあるためアタッカーにもなれる
前述した宝具が非常に優秀なので、礼装や味方の支援でどんどん撃っていきたい。さらに自分の防御バフも優秀なので、宝具と合わせて使用するとバーサーカーでも落ちにくくなります。
攻撃を受けて宝具の連発を狙うことで、味方の火力が伸びていきます。攻撃Hit数の多い敵が好相性です。
さらに強化クエストクリア後には攻撃バフも自身に盛ることができます。味方のサポートが全体バフだともっと強力になり、サポーターとしてもサブアタッカ―としても十分に活躍することが可能です。
・装備する礼装や自身のスキルレベルがものすごく重要
・弱体化耐性持ちの相手では活躍しにくい
・敵が追加されるタイプの戦闘でも活躍しにくい
・低レアなのでステータスが低く落ちやすい
・宝具を発動させにくい
・スターも生産しにくい
スキルも宝具も優秀ですが、低レア故にステータスが低く落ちやすい上に、自身だけではNPも貯めにくいのが欠点です。
自らのスキル育成・装備する礼装の種類・味方のバフやNP付与で補ってあげないと、何もできずにただ落ちてしまう可能性が高いです。
さらに弱体化耐性持ち・弱体化解除・わんこそばのように次々敵が補充されるパターンの戦闘などは相性が悪いです。戦いやすい状況を作るか、いっそ編成しない判断が必要になります。
珍しい持続ターン長めの攻撃強化スキル。チャージタイムは最短5ターンと短めなので、育成すればするほど使いやすくなります。倍率はレベル1で10%~最大レベルで30%
バーサーカーの生命線。場持ちを良くする貴重な防御バフですが、効果が切れると途端に落ちやすくなるので注意が必要です。
倍率は攻撃弱体耐性アップがレベル1で50%~最大レベルで100%
防御力アップがレベル1で20%~最大レベルで40%
強化クエストにて習得するスキルです。瞬間火力を上昇させることができます。宝具や怪力と併用するのがおすすめ。
またアーツでクリティカルを出せればNPチャージも期待できますし、効果が1ターンだけと短いので、他のアタッカーの邪魔をしないのも優秀かつ使いやすい点です。
スター集中度アップの倍率はレベル1で3000%~最大レベルで6000%
バスターアップの倍率はレベル1で20%~最大レベルで30%
スキル育成おすすめ優先度はスキル2→スキル1→スキル3
スキル強化により防御力アップの倍率が高くなる上にチャージタイムも短くなるので最優先で強化しましょう。敵の攻撃に耐えやすく、使いやすくなります。
次点でスキル1を強化し攻撃力を上げ、ダメージを伸ばします。スキル3はレベル1でも運用可能のため、優先度は低め。チャージタイム短縮を目標に育成するのがおすすめです。
オリオンは宝具でデバフを付与可能なのでアステリオスの宝具と合わせてダメージを大きくカットできる。
アナスタシアは全体攻撃デバフと、宝具に防御デバフを持つので、アステリオスと合わせて火力を伸ばしやすい。
柳生但馬守宗矩は宝具とスキルに攻撃デバフを持っているので敵の火力を奪いやすく、また宝具連射がしやすいのでアーツチェインを組みつつ敵をどんどん倒してくれる。
宝具の立ち上がりを補助しつつ火力と防御力を上げられる過労死先生。自分もデバフ効果のある宝具なので敵をガンガン弱体化できる。
宝具による回復とスキルチャージ短縮とNP配布、アーツバフに付随する回復、スキルによる宝具威力アップ、など幅広い活躍が可能。宝具回転が速いのでアステリオスと一緒に宝具を連打したい。
耐久パっていったらこの子。高倍率の防御力アップをスキルと宝具で持つ上にターゲット集中と無敵を持つのでアステリオスを守りやすい。アーツパで組んで宝具大回転をすると鉄壁になる。
辺銀乃れい
事前登録最初期勢 微課金組
FGOはバフとデバフがめちゃくちゃ重要なゲームなので、礼装・サーヴァント・環境が整えるのが超重要です。
高レア鯖と礼装装備させて脳死でぶん殴るのもいいけど目論見がうまくハマるととても気持ちがいいので、アステリオスを上手に運用してあげてほしい。かわいいし。
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。