【FGO】回復役兼デバフサポーター星2シャルル=アンリ・サンソン育成〈初心者向け〉

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「始めたばっかりで素材とか無いから、誰を優先して育てればいいか分かんない」「どっかのゲームに出て来そうな絵柄の人」「処刑人らしいけど強いの??」「即死がついてる宝具だけど使える?」「どうやって戦ったらいい?」そんなあなたに読んでいただきたい記事です。

サンソンってどんな英霊??

フランス革命期のムッシュ・ド・パリ(処刑執行人の頭領を指す称号)で、サンソン家の四代目当主です。

処刑人でありながら熱心な死刑廃止論者でもあり、死刑制度の撤廃を何度も求めていましたが、人類史上2番目に多く死刑を執行する結果となっています。

サーヴァントとして召喚されているマリー・アントワネットやシャルロッド・コルデーを処刑したのもサンソンです。

同時に医者でもあり、収入は医者としての方が多かったようです。死刑執行人の一族は学校に通うことができなかったので、サンソン家独自の医療形態を確立していました。

技術は当時の水準を大きく上回るもので、当時の呪いめいた治療ではなく現実的なものでした。サンソン家に刑罰を受けた罪人は、その後の存命率が高かったほどだそうです。

FGOにおいてはメインシナリオ第一部第一章『邪竜百年戦争 オルレアン』にて初登場。

通常の召喚では温和で冷静沈着な青年で、法と秩序を重んじ、公平であることを良しとし、「悪」を憎んでも「悪人」は憎まないサーヴァントです。

常に秩序を重んじ、マスターに対しても「自分はマスターの刃であるが、同時にマスターを量る天秤でもある」「マスターが正しい道を歩む限りは常に従う」とあくまで中立の立場を貫きます。

なお、マリー・アントワネットに対しては生前から敬愛の対象で、マリーを前にするとテンパリ気味+天然ボケと化します。

むしろバグると言ってもいいレベルで、マリーが絡むか絡まないかでかっこよさが変わるサーヴァントです。おちつけムッシュ。

サンソンの基本性能

瞬間火力が高いピーキーな処刑人。

HPが高く基礎攻撃力は低めですが、スキルで「人間特攻」「悪特攻」を付与できるので、スキルと絡めて運用することで高い瞬間火力を出すことができるサーヴァントです。

瞬間火力や回復能力で小回りが効く働きをしてくれる優秀なサーヴァントですが、他のアサシンに比べて汎用性に欠け、運用には手間と愛が必要になります。

ただし3章・6章・1.5部の新宿やアガルタなどに多く出現する「人型」「悪」「対ライダー」など特攻対象では文字通り処刑人としての本領を発揮。粛々と執行してくれます。

クラスと属性的に海賊キラーになりやすいので、サーヴァント戦より雑魚戦に特攻効果を発揮しやすいです。

難点は「星2サーヴァントの基本ステータスの低さ」「スター生産能力の低さ」「特攻スキルの汎用性の低さ」の三点。

特攻スキル以外では自力で火力を伸ばせずクリティカルも撃てず素殴りが弱いのでダメージ値が低くなるので、運用するならそこを補えるサーヴァントと礼装を装備させるのが重要になります。

ある程度なら自力で戦えるバーサーカーと相性がいいので、タマモキャットやフランケンシュタインがおすすめ。二人とも宝具にデメリットを持つので、サンソンのスキルで解除できます。

素のステータスの低さは聖杯転輪で補うことができ、レベル100でHP11,000と耐久も高くなるので「殴らせてNP回収」という手段をとることもできます。

ですが、スター生産力は戦闘モーションの関係なので、他のサーヴァントと比べるとどうしても見劣りすることだけ留意していただきたい。

しっかり育成して編成する舞台を選んでやれば、十分にキラーとして活躍できるポテンシャルを秘めています。

ピーキーな性能だけに、活躍できるかはマスターの腕しだいです。

サンソンの宝具解説

デバフサポートもできる即死宝具。

ですが即死は入ったらラッキー程度の確率です。一番最初に即死の判定が行われ、防御ダウンが後に入ります。即死確率はオーバーチャージで上昇します。

強化クエストクリアで宝具威力と防御ダウン値が上昇します。強化後の防御ダウン倍率は攻撃宝具の中でも最高倍率になり、星5セイバー沖田総司に並びます。

強化前はオーバーチャージ1で20%~最大40%

強化後はオーバーチャージ1で30%~最大50%

宝具チェインなら初手に置いて防御デバフで火力支援するのがおすすめです。

相手が特攻対象ならスキルを使用後に宝具を撃つと火力を上昇させやすいので、「人型」「悪」が多く登場するイベントやシナリオが高相性です。

サンソンの長所

・対ライダー戦のヒーラー

・宝具の防御デバフが強い

回復役が多いキャスターはライダー戦では編成しにくいのが難点です。有利クラスのサンソンなら編成しやすいのはメリットです。

さらにスキル強化後は弱体解除も追加されるので、スタンなど各デバフ対策が可能です。

宝具の強化後は防御デバフの倍率が上昇するので、後続の火力アップができます。

サンソンの短所

・スター生産能力が低い

・素の殴りが弱い

・特攻を活かせる場面が少ない

カード構成がクイック多めのクセにヒット数が少ないのでスターを出せないというモーション上の難点があります。モーション改修を切に希望。

低レアなので素のステータスが低く、さらに下方修正が入るアサシンクラスなので、素の殴りがどうしても弱くなります。

特攻により火力を伸ばすことは可能ですが汎用性は低く、活躍できるクエストが限られるのが難点です。

サンソンのスキル

【処刑人A++】

特攻倍率はレベル1で40%~最大60%と高倍率。

しかし敵が「悪属性」か知っている必要があり、慣れてない人は確認が必要なのでちょっと使いにくいかもしれません。

1.5部新宿のエネミーなどは「人型」「悪」の両方が入るので併用した場合のダメージは2倍になります。

ただしチンピラ、ヤクザは術クラスなのでうまみが少なく、雀蜂を相手にするならばランサー並みの倍率で戦えるが被ダメは等倍です。

有利クラスのサーヴァントが足りない場合や、敵クラス混成時に選択肢にサンソンが入ってきます。ちなみに海賊エネミーも一見「悪」ですが、適用されるのは「人型」だけです。

【医術A→医術A+】

HP回復量はレベル1で1000~最大レベル3000です。

レベル1でも中々の回復量で、最大レベル3000回復+5ターンで再使用可能と、魔術礼装の応急処置より優秀なスキルです。

概念礼装と組み合わせることにより耐久力がグッと上昇しますが、育成素材に「禁断の頁」と「ホムンクルスベビー」を要求してきます。

強化クエストクリア後はスタンなど状態異常を解除が可能になります。

つまりレベル1でも味方のスキル/宝具使用時の即死以外のデメリット(HP減少、デバフ、スタン)を打ち消せるようになります。これは強い。

【人体研究B】

特攻倍率はレベル1で40%~最大レベル60%

兵士や海賊といった人間エネミーはもちろん、ゾンビやグールも特攻対象です。ただし機械化歩兵は特攻対象ですが、ヘルタースケルターなど設定的に「人間ではない」エネミーは対象外です。

デミ・サーヴァント/疑似サーヴァントも対象外。

しかし特異点などで「人間」として登場するサーヴァントは対象になります。

育成について

スキル育成おすすめ優先度はスキル2→スキル1→スキル3

サブアタッカ―兼サポーターとして運用するなら、回復量とチャージターン減少を狙ってスキル2を優先するのがおすすめ。

次にアタッカーとして火力を上げるため、スキル1を上げるのがおすすめです。人型の方が特攻対象が広いのでスキル1の方が優先度高め。

悪特攻も余裕があれば上げておけば火力を上げやすくなります。

サンソンにおすすめの概念礼装

退場時に効果を発揮する礼装です。

運用時にスキルや宝具を使用して退場してしまうのも有効です。

低レアのステータスを活かした戦略で、サンソンの強化クエストをクリアしつつ育成をわざと止めて戦闘不能になりやすくするのも有効です。

NP獲得/NP獲得量アップ礼装です。

アタッカーとして運用する場合は攻撃力を上げる効果のある礼装を装備するのがおすすめです。

まんべんなくカードを選択するため、カード性能アップ系よりも、NPやスターを補う効果の方が有効です。

宝具を撃つことを前提としている場合はNPチャージ状態で戦闘を開始する礼装が必須になります。

サンソンと相性のいいサーヴァントとPT構築例

メインアタッカーはスターを獲得しやすく、バスターでサンソンとチェインを絡めやすいサーヴァントがおすすめです。

宝具やスキルにデメリットが存在するサーヴァントも、サンソンと一緒なら起用しやすくなります。

おすすめはメインアタッカーを借りてサポーターにマシュを編成するパターン。編成難易度が低くサーヴァントを守りやすく、サンソンでダメージを与えつつメインの火力補助ができます。

サポーターを借りるならメインアタッカーに火力の高いサーヴァントを編成することになりますが、火力が高く育成が進んでいるアタッカーがいるなら問題ありません。

サンソンと相性のいいサーヴァント

 

ジャック・ザ・リッパー

メインアタッカー兼スター供給役。クイックで大量のスターを稼ぎつつNPを溜めるぶっ壊れ性能で、同じクラスなので編成しやすい。

メルトリリス

火力が高いクイックアタッカーでスターを稼ぎつつ、カード構成がバスター2枚なのでサンソンとバスターしやすい。

宝具にデメリットが存在するが、サンソンと組めば気にせずガンガン撃てるのも楽。

マーリン

回復/スター/バフ/無敵/NP配布と大活躍をしてくれる花のお兄さん。サンソンが持っていないバフを所持しているのが嬉しい。

サンソンはNP関連のスキルを持っていないのも大きい。サポート欄に置いているマスターが多いので借りやすいのも魅力。

マシュ・キリエライト

スキルと宝具で防御アップが可能なので耐久しやすく、ターゲット集中と無敵を持っているので単体宝具なら一人で防げる有能な後輩。

最小限のカード選択で宝具を撃てる効率の良さも魅力。

タマモキャット

最適解ではないけど、チュートリアルガチャで引いたのならサンソンとの相性が抜群なので、メインアタッカー候補におすすめ。

特に弱体解除をゲットした後のサンソンなら宝具使用後のお昼寝(スタン)を解除できるので好相性。

スキルのチャージターンが短くて連発しやすいので、それだけタマモキャットを活躍しやすくなります。

担当ライター紹介

辺銀乃れい

事前登録最初期勢 微課金組

彼を主人公にした作品があるくらいドラマのある人物です。

性能とかクラス相性とか考えなければマリー・アントワネットとかコルデーとか組ませたら面白そうですね。殺した人と殺された人編成。外道か。

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